ふえのみち農園について
「農業は村を守る仕事」
小さな村の自然に魅せられた男の挑戦
豊かな自然を求めて大阪から丹波市へ移住し、その後出会った笛路村という小さな集落の自然に魅せられ、この村での定住を決めました。たった14世帯しかいない笛路村も例外なく高齢・過疎化という大きな問題を抱えており、今保たれている美しい村の風景をどこまで維持できるかわからないという状況でした。
自分がほれ込んだ大好きな村のために "自分に何かできるのか"
そこで導き出した結論が農業だった。農業を通じて村の土地、自然、文化を守っていきたいと決意しました。
そこから農業大学校での研修を得て、ふえのみち農園を開園。"農業は村を守る仕事" を胸に、自然の中で日々奮闘しています。

「有機農業は科学の最高峰」
科学的な視点と、自然への敬意と
大学時代に生命科学を専攻しており、遺伝子工学などを学んでいた。農業を始めてから、科学は自然を超越することはできない。科学は自然の摂理を理解し、自然を活かすために存在しているということに気付いた。自然への敬意を忘れず、大学時代に培った科学的な視点も交えながらどうやって自然を最大限活かしていくかを日々考え、実践していきます。
「野菜は土が育てる、農家は土を育てる」
妥協せずとことんこだわった土づくり
野菜の栽培において我々にできるのはあくまで野菜の生育を少しサポートするだけであり、野菜を育てるのは土です。つまり一番力を入れないといけないところは土づくり。ふえのみち農園では様々な有機肥料やオリジナルの微生物資材を用い、さらに太陽などの自然の力を利用して "土ごと丸ごと発酵" を行い、フカフカでミネラルやアミノ酸、そして微生物豊かな土づくりを行っています。
目指すのは「食べて元気になる野菜」
野菜のチカラを引き出すオリジナル栽培
美味しい美味しくないは人によってそれぞれです。ふえのみち農園が目指すのは "食べて元気になる野菜" 野菜本来の力を引き出すため、化学肥料や農薬を使わず、野菜本来のチカラを引き出したエネルギー溢れる野菜作りを行うため、日々試行錯誤しながら栽培を行っています。